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久しの新宿
土曜、新宿いった。台風の中。でも台風時速90キロで飛ばしてると聞いて9時過ぎに新宿到着。案の定雨はほとんど止んでいる。細腕ねーちゃんにレディ・ジョーカー借りてたので、返却す。5ヶ月も借りてた。返すのメンドーになって、返すのはやめようといったん決心(なんという自己中心的な)していたのだが、人類に憐憫のもののあわれのみナ兄弟的な情愛がめばえ、返しにいった。オレも偉いな。細腕ねーちゃんは元気であった。基本的に直球勝負。松坂も見習おう。ハーパー3杯。井上ヤスバーガーかけてやると、ジャケットの裏見て、こいつひどいオトコだなあと失礼なこと言う。弁護しようと思って、なっ、なに言うてんねん!、ヤスオは、20人くらいのしょぼーい、カスみたいな高円寺のバーで、髪の毛前髪、汗でべっとり、ひたいに張り付かせながら、ビールばらぷるんぷるん震わせながら、叫ぶ声がすごいねんでぇー!!と村上ショージ的関西弁に翻訳すると以上の意味であることを、シャープな東京弁で、我ながら、ほめてるのかけなしてるのか自らがわからなくなるほどの弁舌、というほどのもんでもないはんろんをすこしすると、ねーちゃん、ちょっと気後れたか、そっか、そっちの方がいいかもね、このジャケット、前髪わざとらしく立ててるのが不自然だわ、としごくまっとうな感想であった。ここにバーガー本人を連れてきて、歌はさずばなるまい。と硬く固く決心するまにまに、11時にいつものインスタレーションままの店に。そう言えば、細腕ねーちゃんの店に森山大道の文庫写真集が置いてあって、インスタレーションままの店をダイドーの撮ったオンナの真っ赤な唇を一枚一枚店の中じゅう天井から床まで埋め尽くした、そのバーの中を撮った写真があった。どこかのわかものに人気の漫画家がこの写真気にいって漫画に使ってるらしい。今のインスタままの店はダイドーの真っ赤な唇は徐々にはがれていって、4分の一くらいになっている。ハーパーを2杯。客はだれも来ない。1時過ぎになって、ねえさんに誘われて、この界隈にできた、東郷健大先生の店に行く。社会党の理論的支柱、向坂逸郎を一喝した御歳75歳の伝説の反骨のおかまである。わたし健にかわがられてるのよと、大あねごもいけしゃあしゃあと言いながらみせに入る。健氏は関西弁でいうところの3文字ことばレンパツのかわいいじいさんであった。でもおれに向かって、あんたはええもん持ってる性犯罪者になる一歩手前のオトコや、と言う。エッチは好きだが、常にカネあるいはアイという仲介のみで性的関係を厳密に合理的に結んできたワタクシに向かって性犯罪者とは失礼な。隣に酔っ払いおやじがいて、金子光晴の最近出た伝記を見せながら、光晴も稀代のおんなタラシだと言う。光晴は、おんなにもっと奥を求めて、そして、彼がその奥を創っってしまうおとこだ。わたくし凡人は、たらすことさえもできず、たぶらかされてばっかり。健氏のブランド特注焼酎水割りを2杯。そのあと2階のジャズバー行って山の守1杯。出るといつものように朝。
by somuchfor | 2007-10-29 22:59 | Comments(0)
環境だらけ2
っつうことで丸の内のブラッセリーが11時半頃終わり渋谷へ。毎度横丁のむらさき飲み屋。12時ごろ入ると、遅いねえこんな時間にとままさんとちょびひげおやじがふくよか美人ねえさまと奥にずれて席あけてくれた。天狗舞を1杯。反対側は若者4人で一杯だ。おんな2人に男2人。おとこは外人デアル。近くの居酒屋で意気投合してこの横丁に迷い込み、ここに入ってきたらしい。まあナンパされてナンパシタ2人グミ組み。外人おのこはロサンゼルスの住人で映画の買い付けに来た、と。今、日本何がいい?と聞くと、ホラーだ、廣木隆一だという。M?知らんな。おれはホラーあんまり見ないけど、黒沢清いいよ。神田川淫乱戦争ももっといいけど。そうだね。でもそれ古いね、と外人ゴトキに一刀両断された。廣木、わかった、見よう、と思う。とか言ってると、1時半近くで、次の日もあるので、渋谷発深夜バスで綱島へ走る、1500円なり。家で寝て、18日は、9時20分の新横浜から京都へ新幹線。京都の大学と11月にカンファレンスを主催するのでその打ち合わせ。テーマはちまたでハヤリの地球温暖化である。メリケン、シナ、露某からそれぞれひと呼んで、ポン人ジャップの4者会合。地球温暖化なんか全く信じない3者と地球温暖化を大義名分にビジネス図る欧じんに図られがんじがらめの我がニポンはさてどうする、もっと、自分達の便益の自己主張をしようよ、という私の計らいはどこまで通ずるか、の仕掛けだが、昼飯、この教徒の学府のレストランの京野菜ランチ、うまかった。5時頃会議終わって、弊社の社長には、ちょっと遊びに行きますんでと別れ、いつもの木屋町ぶらぶら。この時間でもあいてるうてちゅうか、喫茶も兼ねてる、ろくでとかいう京都木屋町・遊侠無頼派 JAZZ INN に入る。2月以来。髪の毛真っ白けでシャツはまっかっけの紅白おやじはまだ早いからかおらず、若者が店番。オトはなんと、ジャレット氏のケルーンのライブである。背中がこそばゆい。Yさんはまだ寝てるのかなあと聞くと、いやマスターはこのポスターの事務局長で、と見ると、パレスティナ演劇キャラバンとかの京都公演事務局長とやらで忙しいらしい。若者キースが終わると、オトをエリントンにして、なんか安心する。このおんぼろジャズ喫茶にケルンのコンサートは似合わんなあ。カウンター椅子は昔はズラッと7席くらいはあったんだろうが、今や、その半分がビールケースっぽいハコの上にベニヤ板なのだ。奥に若い兄ちゃんがまともな椅子席を占領していたので、ワタクシはベニヤに座った。
キースさん好きなの?リチャードの方がいいんじゃない?と若者に聞く。若者は例の舌ベローンのストーンズしゃつなのだ。ええ、そうなんです、ストーンズとかロックがすきなんですけど、今はここでジャズ勉強中です、となんかけなげで、聞くと大学生で、しかも7年もいらっしゃるのでハーパー飲みながらちょっとうれしくなった。6年のおれよりもがんばってるじゃないかと。冬にこの近くのJなんちゃらでビッチ聞いたよ、ほんとはビースト・オブ・バーデン聞きたかったけどなかったとか、近くの音楽飲み屋の情報交換。こんな本ありますとなんと京都のミュージックバーばかりを特集したペイパーバックみたいな本を紹介してくれた。すごいな、京都。新宿も作りたいなと一瞬思い、すぐ忘れることにする。ハーパーロック3杯でちょっといい気分でまたねと退散するが、この木屋町三角コーナーのカドの鴨川ラーメン屋でもう1杯。ここはにいちゃんが、中華も作る。もちろんポン酒もらって、にんにくの芽と牛肉の炒めでさらっと醤油らーめん。すべてがうまい。にいちゃんはひねくれもんだが。関西弁だと思うが、これぞ変骨(ヘンコツ)というやつだ。つまり信用できる。時間はもう8時半で、日帰りの私は京都駅へと急ぐ。9時11分の京都発新横浜をゲットして、京都駅で待合に座る。で、さあ、新幹線にと思ったら、9時50分だった。もう名古屋までしかいかない。なかなか香ばしい我がリーマン所業である。名古屋で一泊、ほんとは名古屋栄町で遊びたいが、シャビーなビジネスホテルでもったいない一泊して、19日7時の新幹線で会社へ直行する。結構早く会社に8時半に着く。ネクタイとシャツは昨日とおんなじ。パンツは代えた。
by somuchfor | 2007-10-24 00:36 | Comments(4)
環境だらけ
17日夜は、ボストンから一時帰国の氏と丸の内のブラッセリー。ワインを白赤1本ずつあける。かきのソテーと鱈とその白子焼き。ボストン界隈に日本のピカピカの奴をゴンゴン送り込むプログラム作ったから、あんたのとこからもヒト出してよ、と頼まれる。ほんとに日本は死屍累々なんだから。日本人でまともに議論してプレゼンスある奴はまったくいなんだから。オレは専門家でものないけど、美人のドイツ人ねーちゃん見りゃギョエテかハウエルかをドイツ語から読んで口説くこと地道にやって(地道かね?)、ワイン好きの学長にはオレがソムリエとなって教えをたれることから、校長だって大教授だって彼らのふところ入ってから落としてんだから。中国人も韓国人もインド人も皆必死に同じようにコミュニケートしてんのよ。このあたりの最高学府出たってテレビのコメンテーターやってる灯台某教授なんて全く信用ならないよ。とさんざんグチられる。ワイン飲ませすぎたか。孤軍奮闘の彼に続く人材を彼のもとに送り込むというそのプログラム、面白い。しかしわが社に英語がきちんとできて、歴史、文化、経済、政治を日和見評論ではなく、自分の血を流すくらいの経験からこうなんだと議論できる、いや議論しようとする人材はいるか?そもそもそういう議論で鍛えられる無形の経験、人脈を尊重する、理解するトップはいるのか?薄っぺらな市場原理、クォーターごとの短期の業績と株価の維持に血道をあげざるえない会計原則にしばられる我々に、そんな余裕はあるのか?とワインで酔ったあたまがとりとめなく考えながら、それでも何人かの名前を仮にピックアップする。彼らのこれからのキャリアパスについての彼ら自身の認識もあわせて考えながら。ほんとはオレが行きたいけど、オレのチャンチャラ突撃英語では無理だ。氏に絶対送り込むと約束して、別れて、渋谷へ。
by somuchfor | 2007-10-20 07:42 | Comments(0)
構造改革vs巨人vsジャズ
先週火曜、ANAホテルで、竹中さんの片腕だったT氏との夕食会。財務省キャリアでありながら、竹中スタッフに応募して、竹中氏が政権離脱後も計6年間官邸で反市場主義者と戦ってきた。敵は官僚、政治家、マスコミ、そして我々国民の方がたであっただろう。彼の主張は単純。無駄を続けて、そのお金をどぶに捨ててしまうような、将来結局右往左往してしまうようなそんな投資はやめましょうということ。こんな先の見えるヒトは大事にしなきゃいけないのに、財務省のトップは、Tは何回殺しても殺したりないと言ったらしい。官僚の特に財務官僚の既得権益をずたずたにしたもんだから当然か。官の意思決定でなく、我々1個人の意思決定の集積で国のお金を動かせる仕組みをどう制度化するかに心を砕いて来たが、ひとまず、大学で教えるらしい。ご苦労さまです。次のために、じっくりと勉強してください。ってなとこでいろいろ議論して、ほっと一息、ひとりこの赤坂界隈のジャズバーに行く。おやじとままさん二人でやってる地下一階。ズドンと長く大きなバーテーブル。グランダッドボンディッドを2杯。昔、おやじは新宿でキャンディーって店。ままは渋谷の道玄坂中入ったカレー屋ムルギーをすぎた突き当りの雑居ビルの2階で別々にやってた。おれは、ままのそのムルギー近くの店が好きでちょくちょく。わざと錆びさせた黄金色のテーブルとカウンターが並ぶ壮観な店だった。おやじとままのジャズの好みは、簡単に言ってしまえばフュージョン。フリーなんてものは嫌い。マイルスとかもまったくかけない。ビルエヴァンスも嫌ってる。単なる変わり者か。この日は、ジョン・ヒックスがかかって、その後、スタンゲッツ&ケニーバロン。二人は実は熱狂的な巨人ファンで、今日だけは、巨人の試合が小っちゃい液晶テレビで映されている。もちろんテレビの音は出ないが。二岡にバントかよー、原うつわちいさいよとか、一喜一憂で、じりじりしながらも、スタンゲッツのいい音を細かく調整したりしてる。清水のぼてぼての二遊間にとんだ内野安打で優勝が決まった瞬間、おやじ小さくガッツポーズしながらも、たまたま流れ出した中国行きのスローボートの音量をすこし上げた。スタンゲッツのサックスが流れるように歌う。皆にシャンパン1杯サービス。
by somuchfor | 2007-10-08 16:23 | jazzbluesrockreggae | Comments(2)