音遊びの会というのがある。NHKでたまたま番組を見て知った。障害者のための音楽療法の会で、神戸の音楽療法の研究者がマネジメントしている。はやりの人物では、あまちゃんの音楽を担当した、フリージャズ、即興演奏家の大友良英が参加している。大友はもともと、フリージャズ畑から出発し、即興音楽、実験音楽、ノイズミュージックで世界を回り、そこから、映画、テレビなどの番組の音楽もてがけるようになった人物。おれは、フリージャズの人という認識だった。障害者は、自閉症、ダウン症などのヒトたちだ。このヒトたちと大友らプロのヒトたちとが繰り広げる、ライブをちらとテレビでやっていたが、これが、なかなかすごかった。このブログでもなんどかとりあげている、シカゴの黒人フリージャズ演奏家集団、アート・アンサンブル・オブ・シカゴもかくやと少し思っちゃう、しっちゃかめっちゃかの音楽ライブパフォーマンスが、しかし、ひとの心に届くオトとなって、行為となって、そのかたまりとなって、強力な祝祭的空間を、世界を作り出してくるのだ。これは驚き。イングランド、スコットランドへも彼らは公演し、かの地の聴衆のこころを揺さぶっていた。11月30日に島根で公演があるらしい。遠いけど、行きたいな。
大友良英ブログ 音遊びの会のUKツアーを終えて思うこと アート・アンサンブル・オブ・シカゴのオトはこれとか。
by somuchfor
| 2013-11-13 09:40
| jazzbluesrockreggae
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