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ワハハ
飲んだくれているうちにもう12月も10日過ぎちゃったが、11月23日にワハハ本舗を観に行った。知り合いが面白いから見ろという。新宿駅地下改札横のちっちゃいけど珠玉のビアレストラン、ベルクでカレー昼メシ食って腹ごしらえ。地下をずんずん行って3丁目を出て2丁目の向こうに、劇場の新宿サンポールがあった。ワハハ本舗って、80年代はじめころ、久本とか柴田がいて、あの小太りのひげのおっさんがいて(佐藤正宏さんでした)、すぐ脱ぐ小劇場集団。その過激さで大川興業なんかとセットで記憶しておりました、その程度の知識しかない私。調べてみると、吹越満って、ワハハ出身で広田レオナと結婚して別れたらしい、どうでもいいか。で、小屋は300人くらい。この日のウリはなんと山本リンダ。東京ヴォードヴィルショーにいた坂本あきらと組む。坂本の力抜けた演じ方がいい。昔吉本でよく見てた、花紀京みたい。ネタは一種の劇中劇で、つぶれかけ寸前の坂本、山本リンダだけになっちゃった大衆演劇一座のなれの果てを建て直そうという、これはワハハのストーリーテラー、喰始(たべはじめ、クイハジメっていうと思ってた)が作り上げた大衆演劇オマージュだ。で、山本リンダ、その存在がキョーリョクだった。背も高いし映えるんだけど、最後の方で坂本あきら扮する弱弱しい座長に愛の告白する山本リンダの静かなアカペラが、ココロ揺さぶる。シバイの醍醐味、味あわせてもらいやした。  で、ガイヤは宗教なんかがたがた言うな、と。シバイとは関係ないからね。
by somuchfor | 2008-12-12 16:50 | Comments(0)
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