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書と美
5月の13日、書と盆栽アートの不思議なコラボを見に行った。書をすなる女性と盆栽をアートにまとめる男性の共同展示をここで。ねえちゃんとは、14年くらい前、NHK近くの裏さびれた地酒を売りにしてるくせにサケそのものがいつもほとんどない飲み屋で知り合った。その頃は、その後少し経った頃までは、書なんてものは、コーコーセーの頃見た会津弥一から始まっても、いや王羲之からはじめてもなんでもいいのだが、そういうレベルのもの以外は見たくもないし、触れたくもないと思ってた。これは、書に限らず、文学、哲学、音楽、写真、スポーツ、すべての人類が行う美的抽象化行為の分野では、自分だけが、すべてをわかってるし、他人と交流するのは無駄だと思ってた。自分が認めるもの以外は、どうせ素人のお遊びでしょ?いやプロとして金もらってる人のものでも、私の評価でそう思ってた。これは、突き詰めれば、自身がわたくしがあなたが実際に行為することへの批判でもある。書を捨て街に出る、ことへの批判である。現実、実生活への批判でもある。生きることへの批判であり、美はそう簡単に作れないし、そんなものもしかしたらこの世にないかもしれない。素人の趣味なんかにつきあいたくない。いや玄人の自己増長した、日々てれびぃーとかメディアに出てくるあらゆるものにうんざり、という清い男子中学生少年の純潔をわたくしは持っている?いたのだ。とても傲慢だけど。今でもまだちょっとそう思う時があるけど。これは、おれが、客観的に評論家的にすべてを知ってる理解してると言うことではなくて、おれがその都度感覚的にとらえる抽象物、行為への理解は個人的にけっこう深くて、その理解と他者との交流、コミュニケーションは成立しないと思ってたのだ。(続く)

書とジャズと
http://sakenisshi.exblog.jp/16050412/

なんか周りに余計なもの写ってるけど、彼女のこの書が気に入って買った、大事にしよう。ちょっと生硬な感じがいい。
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by somuchfor | 2016-06-01 11:12 | Comments(2)
白川静と渋谷
金曜日、渋谷をはしご。とは言っても店はふたつくらいしかしらなくて、まずはいつもの飲んべい横丁の紫。ここの2階は、東京で戦後から残る今となっては数少ないごちゃごちゃ街界隈にはお決まりのちょんの間、つまり、ちょこっと性的サービスをイタス間。いやかつてはそうであったところを今はここのままさんが、こぎれいに改装して、不思議な和風空間に。しかもギターとかも置いてあったりする。その座敷で冷蔵庫のビールを勝手にせん抜いたり、冷やしてあるさけ飲んだりしながらまったりと。10時もだいぶすぎて、もひとつ、地酒の店なのに、地酒があるかないか心配しなくてはならない店に。珍しく客もそれなりいて、この偏屈おやじもコトバすくなく、客とけんかすることもなかった、と思う。と言うのは、なんか途中で夢うつつになってしまってカネを払ったのかどうかもおぼえておらんのだ。情けなし。

それで、本日火曜日、その偏屈おやじサケがあるかないかわからん地酒の店にアフターフォローに行く。流行の学級崩壊のハナシから、この偏屈おやじが、急に、そもそも、がっこの先生達は、道という字のしんにょうが、どくろが門の上にあってそれがむこうにずっと続いているという象形文字の生々しさを含め、ちゃんと子供達に教えないといけないんだよ、と言い出す。そんなこと知ってるセンセなんていないよ。いやあ、そりゃ、白川静だよ、でも静ちゃんは字統、字訓の異端の世界だから、ニポンがっかい的には。でもおれは字統、字訓は読んでなくて、孔子の伝記いろいろ調べてたとき、唯一面白かったのが、白川静が言ってくれた、儒は当時中国のシャーマン一族であり、その最後の後継者が孔子であり、孔子の怪力乱神を語らずは、その怪力乱神のチカラを十分に認識し、それをコントロールできる孔子であるからこそ発しうる言葉であり、それら怪力乱神を克服した上での合理主義が孔子が確立した儒学だ、という見解だった。合理主義は、非合理の存在を認識した上での合理だということね。とか言ってると、金曜日におれの隣で、女の子を、地球物理学の絵かいて口説いてたNHKのディレクターにいちゃんが、やってきて、白川静死んじゃったなあ、彼のところにインタビュー取りに言って、白川さんが、白い紙に書いてくれた、中国文字が美しくて、それ持ってんだーと。おれとおやじ、それコピーしてでっかくしてここに張ろう、客、いっぱい来るかもしんない。いや、来るわけありまへん。じゃんじゃん。てなことで、呉春2杯とおでんでした。
この人も、静ちゃん追悼してました。どらえもんでもキムタクでもなく。狂、fouのヒト。
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by somuchfor | 2006-11-22 00:05 | ブンガク | Comments(0)
地酒があるかどうか心配な地酒の店
9日は、火曜日は渋谷、飲んべい横丁の紫の店にいったら、本日休業の張り紙。珍しいどうしたんだろか。で、久しぶりにセンター街をNHK方面へてくてく地酒の店だが地酒の種類が極端に少ないこのボロボロ店に。1年ぶりかなあ。だっさいとか神亀とか張り紙が一応いろいろ貼ってあるが、あるかどうかわからないので、オススメちょうだいとオヤジに。すると今日は、大七きもとと秋田の天寿とかいうサケを出してくれた。天寿うまし。大七は当然うまいが。なすと豚肉の炒め物とおでんを少々。こっちもなかなか、シンプルだがうまい。おやじのしろうと料理。サケは4杯飲む。おやじとスローフード、ベジタリアン話。乳製品、肉、取るのは体に本来悪しという運動をやってる人のハナシ。でもそうは言っても、本来西洋のかの地は、やせた土地で野菜が少ないから、その人間が本来食べられない草を、豚とか牛とかの肉食を通じて、植物を体に取ってきたんだという議論から、ヨーロッパでじゃがいもの発見は、西洋人の食生活の革命だったというハナシ、で、で、結局、じゃがいもはなす科、トマトもピーマンも唐辛子もおくらも全部なす科。なすは偉大だなあという結論に。なんのこっちゃい。地獄谷に帰ってきて、ハーパーを2杯。
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by somuchfor | 2006-05-11 23:27 | Comments(0)
三浦折り
22日(金) 渋谷の一応地酒の居酒屋と称してる飲み屋へ。NHK近くの雑居ビルの一角。年末来て以来。巨体のオヤジ先客がひとりいて、マスターのオヤジは、8時半で既にできあがっている風。おでんをもらい、サケは適当に高くなくてうまいの、というと神亀を出してくれた。神亀おいしい。西荻に同名の店があったがつぶれたらしい。西荻はよく繁盛してて、渋谷のここはおやじがサケとオンナにだらしないんで、すぐつぶれるかと思っていたが、なかなかしぶとい。もう20年だ。昔は、宇宙折り(三浦折り)、とかいうNASAも注目したとかの大きな地図を36分の一に小さく折りたたみ名刺大にしてしまう、地図出版会社へのバイトに精を出してたことがあり、店はいつも9時以降始まりで、はしとかビールとかなくて、客であるオレが買いに行かされた事もあったが、最近は6時にはちゃんと開けてると。えらい!あんたにしては。神亀をコップ2杯もらった後、隣の客に出してたのと同じ、七福神をもらう。これもおいしい。久しぶりだ。年末29日に忘年会をやるとか言っていたので、ちゃんとやったのかと聞くと、ミッキー吉野巨体オヤジと漢文学若年寄にいちゃんとマスター3人でさびしくやったらしい、っちゅうか、それなら、いつもとおんなじやん、あんたら!!
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by somuchfor | 2005-04-24 22:13 | 流行り | Comments(3)
仕事納めの飲み歩き
28日(火)の昨日、たくさん飲みました。仕事納めで、皆はさんさんごご、私はひとりで、6時ころ会社のビルの1Fのバー・レストランへ。入った右にあるスタンディング・バーが、なかなか居心地良いのだ。プロジェクターで店長が編集したとかいう、私世代のロック、ブルースギタリストライブを見て聞きながら、ベルギー白ビールとラガブーリン16年をストレートで。ラガブーリンは900円。安いじゃないか。つまみはサーモンジャーキー。テンイヤーズアフターのアルビン・リー、ハンブルパイのピーターフランプトン、デラニー&ボニーとクラプトン、ボブテンチ、コージーパウエルらとやってるジェフ・ベック、ジョニー・ウィンターのジョニーBグッドなどなど。店長は27歳の若者。渋いなあ。

続いて、渋谷へ。駅からセンター街をずんずん歩きNHKにも近づこうか、というところに古いビルの中に飲み屋が固まって入ってる。このビルの1Fに、コの字カウンターで地酒を出す、わがままオヤジの店がある。8時半ころ到着。3ケ月ぶりくらい。吉田蔵呉春をコップ1杯ずつ。カウンターの中にはおでんがぐつぐつ。おでんを盛り合わせでもらい、身欠きにしん、白菜の漬物をもらう。吉田蔵は石川の繊細な酒、呉春は大阪池田の上品な酒。とてもおいしい。b0067590_1455524.jpg
よく来る巨体のミッキー吉野みたいな博識のオヤジが、明日、つまり29日の今日この店で忘年会をしようと言っているらしい。他にだれが来るのか聞いてみたら、中国の文字、つまり漢文化にとてつもなく詳しい若年寄みたいな、いつもの奴がいて、そいつは来ることが決まっているらしい。で私もどうか?ということ。結局今のところ私含め3人とはこれいかに。この日も客は私ひとりきり。だいじょうぶだろうか、この店も。昔5千円出したら、つりがないので、近くのコンビニに崩しに行ってくれと言われたことあったなあ。右の写真の一番手前が身欠きにしん。元気なネエチャンがひとり入ってきたところでバトンタッチ。

11時すぎに新宿到着。実は今日は夜中2時ころからヒトと待ちあわせで朝まで飲まねばならないのだ。ひとまず、サテンで休憩。12時からゴールデン街のジャズバーへ。オールドクロウをロックで2杯もらう。デュークジョーダンがかかってる。その後、フリージャズになり、入ってきた若者がロリンズのバンガードのライブをリクエストして、この初めて聞いたロリンズも若々しくて良し。1時ごろに、もう一軒。正しくエロ話ができるオヤジの店。早川義夫をBGMに、ハーパーをロックで2杯飲んで、最近ゴールデン街の店のママ&マスターが出したCDを聞かされ,買わされる。2時に出て、腹減ったので、らーめん食う。そしてやっと最後の待ち合わせ酒場。新宿2丁目のロックンソウルのショットバー。5ケ月ぶりだけど、ちゃんとグランダッドのボトルがあった。ボトル3分の1を二人で空けた。ストーンズのメモリー・モーテルとビースト・オブ・バーデンかけてくれて満足。5時終了。新宿駅は若者で一杯だ。
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by somuchfor | 2004-12-29 14:47 | ポン酒 | Comments(0)