辞任
谷川浩司、将棋連盟会長辞任。谷川さんの高潔さを尊敬しているだけに残念。これで、本当に三浦事件は収まるのかなあ。谷川さんの将棋は、泥仕合に弱いタイプだったしなあ。美しい斬りあいで常に勝ってきて、たまに負けるときはあっさりと。マネジメントはそうはいかないのか。三浦九段への風当たりが強くならないといいが。将棋棋士たちの断裂分断が深まらないといいのだが。昨日は、会社新年会の後、新宿ピットインへ駆けつけ、アリルド・アンデルセンbs、ヘルゲ・リエンp、トーマス・ストレーネンds。至高のノルウェージャズを堪能。ピアノのヘルゲ・リエンが好きで、彼を体験する初ライブ。ベースのアンデルセンは71歳のノルウェーの巨匠。繊細なハーモニー、メロディーから、大胆な破調、飛翔までを、緻密で厳密なポリリズミックなリズムが支える。そのすべてを、三人がそれぞれ同時に軽々とやってのける。ピアノも緻密なリズムをキープし、ベースも美しく歌い、ドラムもメロディーをかなでる。30分休憩挟んで、2セット、8時半から11時前まで、楽しんだ。あとは、ここここへ。天然なお面作り美人アーティストねーちゃんとますます美しくなる優しい酒豪姐さんと夜更けまでお話。

左から、ヘルゲ・リエン、アリルド・アンデルセン、トーマス・ストレーネン
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# by somuchfor | 2017-01-18 17:11 | jazzbluesrockreggae | Comments(0)
バラ科スモモ属
正月の桜。年末に買った啓翁桜がやっと咲いた。松の葉は開いてしまった。今年の正月は2日に思い立って一人、不動前、不動尊に初詣。定期で行ける。ここほのぼのしてて、それなりに出店も出てにぎわっててちょっと楽しい。近くのソバ屋で昼の天せいろとぬる燗でしみじみ幸せ味わってたら、娘二人から焼肉食いたいと呼び出され、夜は彼女ら住んでる近くの川崎場末で焼肉三昧。あれだけ食って飲んで一人3千円ならまあまあリーズナブル。しかし、上は就職したし、下はバイトで稼いでるんだから、ちっとは金出せよと思いながらも全額払った。
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# by somuchfor | 2017-01-11 02:49 | Comments(0)
覚悟
去年、自分にとって一番大きな事件は、将棋の三浦九段が対戦中に、スマホでカンニングしたという不正を疑われたことだった。もう書いたが、スマホ程度のリモートアクセスで可能な簡易な将棋ソフトが、羽生、渡辺、佐藤(天彦)というトップ中のトップ棋士の力量を大きく凌駕していることがちょっと驚きだったが、もう一つは、そのことをすごーく敏感に感じ取り、繊細に認識している若い人たち(その代表は、竜王の渡辺32歳と名人の佐藤28歳)と、それに無頓着な人(まさに三浦九段42歳)のギャップがとても大きいということだった。将棋なんて知らない人はなにそれ?状態だけど、これから確実に普及するAIの時代に、そのAIに対して、それが何ができて、何ができないかを、しかもそれは刻一刻と進歩し変わっていくんだけど、それを常に皆が理解しておくべき、そおいう時代になってきていると思う。それを正確に理解していないと要らぬ疑心暗鬼が生まれる。三浦はそれを疑われた。もっと深くこの問題は追及して考えるべき。年末年始から飲み疲れなんでここまで。AIが円空の至福の仏像を作ってしまうのか?AIがランボー超える地獄の季節の詩作を行うのか?しかしそれに疑心暗鬼にならないで、いかに冷静に、いかに人間を信じて、おのれニンゲンの限界を覚悟するか、が大事。年末買った、ジム・オルーク、シンプルソングス、ジャズ、ロック、フォーク、カントリー、現代音楽ごったまぜの今現代のルーリード的名盤聞きながら。高田渡の息子、高田漣が参加し、ライナー書いてた。
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# by somuchfor | 2017-01-09 01:10 | jazzbluesrockreggae | Comments(0)
今日のウタ
この間、36時間も集中して寝ずに創造する人の話を聞いた。そう言えば、こういうウタを夏ごろ読んだのだった。
きみには言葉が降ってくるのか、と問う指が、せかいが雪を降りつもらせて
降りては来ない あふれるのよ 遠いはかないまなざしからきっとここへ
(井上法子「永遠でないほうの火」から)
極度に集中することは美しい行為だ。
高校生から大学生くらいまで、頭と目が澄み切る、澄み渡る、極度に集中する状態の時が、ある種の本を読むとき時たま訪れて、その本がすばらしいのか、自分が勝手に彼岸に行ってしまっているだけなのかよくわからなかったが、その一瞬の時に読んだ文章たちは今でも好きだ。たとえば、レイモンラジゲのドルジェル伯の舞踏会での、伯爵と伯爵夫人マオと青年フランソワの三人の会話の中で、フランソワが、私は火が好きです、と話しだし、自然と野生への賛美を語り、旦那の伯爵は理解できず、逆に夫人マオは深く共感するのだが、この文体と流れる文章が澄み渡る頭に染み入ったのだ。これは原語フランス語ではない日本語であり、生島遼一の訳文の繊細さのたまものでもあるわけだが。散文であるはずなのに、詩にもなっている。
彼(フランソワ)はしゃべった。率直にしゃべった。この率直さは最初は拒否のように感じられてドルジェル伯は少し気をわるくした。伯爵は誰かが(私は火が好きです)などということができるとは想像したことがなかった。これに反して、ドルジェル夫人の顔は生きいきとしてきた。彼女は暖炉の前の火除けより高くなっている革の腰掛にかけていた。フランソワの言葉は、野生の花を贈られたように、彼女をさわやかにした。彼女は鼻腔をひろげて深く呼吸した。彼女はかたく閉ざしていた唇をひらいた。二人は田舎の話をした。
ところで、前にも紹介したが、井上法子のウタは他に、
海に魚さざなみたてて過ぎてゆくつかいきれない可視のじかんの
ふいに雨 そう、運命はつまずいて、翡翠のようにかみさまはひとり
ときに写実はこころのかたき海道の燃えるもえてゆくくろまつ
ずっとそこにいるはずだった風花がうたかたになる みずうみに春
紺青のせかいの夢を翔けぬけるかわせみがゆめよりも青くて

紺青の深き夜がおりる、1九角の頓死食らう酒鬼
なんちて、飲んだくれでありました。しかしネット将棋であそこまで圧倒的に優勢だったのに、澄み渡る頭はもうない。
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# by somuchfor | 2016-12-30 01:16 | Comments(0)
off shore とは読まない
木曜日は、学大のここへ。金田で修行したねえさんやってる店。8席しかない小さな店だが、刺身といいなかなかすんばらしいお味であった。店名は長崎にある町の名前。そちらの出身らしい。またいこ。

メニューは毎日手書きで丁寧に書かれている
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大西順子、菊地成孔(なるよし)、tea times 聞きくるってまうす。デュークピアソンのような上品なblacberryからスティ―ブコールマン怪しげ変態変拍子m-baseファンクやら、おむすび二ポンラップまで。



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# by somuchfor | 2016-12-24 14:26 | Comments(0)
AI の倫理
AIは、日本の歌手、ソングライター。本名:植村 愛 Carina。アメリカ合衆国生まれ、鹿児島県育ち。所属レコード会社はユニバーサル ミュージック。彼女にとって歌うこと、それがモラル、はでなくてえー、違いまんなが。すんません、あいさん、くだらない前振りにあなたのwiki使った。アーティフィシャルインテリじぇんすのAI人工知能が自動運転車を動かすことになると、マイケルサンデルのはーばーど白熱教室じゃあないが、前に急におじいさん出てきて、横に小学生の集団がいる、急には止まれない状況、で、おじいさんにぶつかっちゃうか、横にハンドル切ってたら小学生に突っ込んじゃうし、そのような状況での究極の倫理的判断を(昔からトロッコ問題として提起されていた)、前もって自動運転車のAIソフトにどうプログラミングするべきかどうか、という倫理的哲学的問題が、現在米国では議論されている。まあそんなことを全然突っ込んで書けてませんが、最終回の都市と自動運転の与太話コラム書きました。12月9日付け。しっかし鹿島惜しかったなあ。柴崎と昌子が神懸ってた(ちなみに、神ってる、という言葉は、今年最大のやな言葉)。今宵も大西順子と菊地成孔(なるよし)のTea Times 聞き狂ってます。
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# by somuchfor | 2016-12-18 23:54 | Comments(0)
JASSYな日々3くらい
毎日、大西順子のtea times 聞いてる。2012年のころに聞き狂ったマシュー・シップ以来のはまり方。大西と作曲菊地成孔(なるよし)のこれは、ほんとファンクな傑作。おれ全然わかってないんだけど、まあ5拍子とかの変拍子で、なおかつフォービートでファンクを両立させている。dsとbsのリズム隊、特にbsのYunior Terry キューバ人が気に入った。兄さんの方が有名な天才bsらしいが、このYunior君のゴルゴルbs好きだ。死んじゃったデヴィッドSウエア・バンドにいた、変に音がこもったあのベース誰だっけを思いだすが、もっとシャープでキレがある。4曲目は、変拍子変態ファンクの創始者?スティーブコールマン先生のm-base風曲でかっこいいーと思ったが、Georege Russel大先生の曲でありました。Russel 曲初めて聞いた。ホーンアレンジは、若手のビッグバンド作曲家の挟間美穂。他にミンガス風とかいろいろ入ってるらしく、ミンガスもあんまりまともにきいていないのでようわからんのよ、直立猿人、横浜エアジン、やしきたかじん。まあ私の聞いてきたジャズは、とてもとても狭く狭く、そもそも、22歳くらいまで、ジャズなんていう自己保身にきゅうきゅうとして、世界へのリスクを一切とらない放棄する自己革新のかけらもない人類への退行行動音楽は、宗教とアヘンと自己啓発セミナーと自分探しと阪神ファンときれい好きと風呂好き同じく法的に抹殺禁止すべきで全員牢屋にぶちこんでしまえと思っていた。そいうロックブルースファンクパンク、ジョニーロットン改名してジョニーライドン少年、いやもうパンク大学生だったかでありました。22にもなってほんとに大人げない。いや今でも精神年齢はちゅーにくらいかもしんない。それがなぜか、当時、大学同級で、漫画研究会と世界音楽研究会を主宰していた、博報堂に行ってしまった、Nみの下宿の鍵渡されて、いつでも入ってLP聞いてもいいよとか言われて、福岡の金持ちの息子の買いまくったLPの山の中で、アートアンサブルオブシカゴを聞いて脳天ぶち抜かれたのだ。これはファンクでパンクだ。でも彼らはジャズから来たらしい。だからワタクシはロックパンクファンクからジャズを聴いている。あなたたちのウン十万もする、ほこりもちりもないよなオーディオセットでオトを聞く習慣はあたしにはないのよ。それでも親しんでぽつりぽつり聞くじゃずは、ドルフィー、コルトレーとドルフィー。コルトレーンだけの「至上の」、とか、「愛」なんてのは、ドン引きしちゃって、ちょっと気持ち悪いな。スピリチャルってのが気持ち悪いんだよね。自分の力で生きよういとしない他人任せが。ボブマーレーがちょっと気持ち悪いのと同じように。マイルスとウェザーリポートも微妙だなあ。こっちはちょっときれいすぎ。マイルスって医者の金持ちの息子?だからか。医者はまちがってるかもしれんが。神戸の貧民街近くで、おぼっちゃまとして育てられたワタクシは、金持ち嫌いだし、貧乏人も嫌いなんだよねー。どっちもめんどくさい。金持ちのキレイ好きが嫌いだし、金がないまずしさもやなんだよね。で、なんのお話してるのか分からなくなったかもしれないけど、私が買った初めてのCDが85年、先に変態変拍子ファンク先生といったアルトのスティーブコールマン、マザランドパルスだった。その後のも。カサンドラウィルソンが歌う、シネディエ、かっこよかった。その後、コールマン先生は、変態変拍子ファンクこそがジャズの王道だと確信されて、猛進盲信妄信邁進、アイシンって車の部品メーカーあったな、突き進まれて、何十枚と大量のアルバムを発表なさっているが、ついに私は厳しいコールマン変態ファンクの道についていけず、98年のGenesis & The Opening of the Wayを買って以来、アルバム持っていない。それでも今数えたら、17枚もコールマン師に著作料寄進つうか、アルバム持ってた。すごいね。今回、大西のを聞いて、コールマン先生調べたら、去年出たSynovial Joints てのが、評判いいらしいので早速また注文。まだ手元に来てない。でも私の勝手な印象では、このRUSSEL曲含め、作曲の菊池成孔は、m-base、コールマンをパクってるか、そーとー影響受けてんじゃないかな。Synovial 聞いてないのに言っちゃうが。佐村河内菊地、でかした。褒めてんのよ。で、これ聞いてつらつら思うのは、ジャズが生きていくために、ジャズをどうファンクとして成立させ得るか、が、誠実にジャズを生かしたいと思ってる者たちが考えてることだと思う。マイルスがエレキになったのもそうだし、スティーブ・コールマン師もそうだし、マシュー・シップ先生も。ファンクとは、そのリズムであるが、精神だし、もちろんノレルことだし、わくわくどきどきなんだ。

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# by somuchfor | 2016-12-17 10:42 | jazzbluesrockreggae | Comments(0)
jazzyな日々2くらい?
jazzyのつづり間違えてた。最低な私です。jassyってなんなんだよjessyならわかる、高見山大五郎だ、て全然ふぉろーできてないな。
土曜、大西順子が新宿ピットインでやるってんで聞いた。2008年にブルーノートで聞いて以来。もっと昔は、六本木にアルフィーって日野皓正の兄さんだっけの日野元彦っていうドラムのお兄さんの店に、スティーブ・コールマンと一緒に来たのを聞いたような気がする。大西順子は不思議ちゃんピアニスト。しょっちゅう引退するって言って、ファンを悲しませて、すぐあっけらかんと戻って、村上春樹ごときと小澤征爾ごときとコラボやって、大西ファンは激怒しちゃったり。おれはどーでもいいんんだけど。でもすげー力(ちから)があるねーちゃんだ。ピアノの。けっして器用ではない。相当うまいけど、いや日本人では一番だけど、日本人で一番になったってしょうがないからな。彼女は、そのリズムの感覚がすごいのだ。ジャズという黒人が作り出した音楽のコアは、あの独特の後ろ乗りのリズムだ。それは、もちろん、ブルースにも、ソウルにも、ロックンロールにもつながる何かだ。その独特のリズムを元に、ピアノを鳴らす。最初聞いたときは、モンクがうまくなって現代に帰ってきたようなピアノだと思った。まさに、このブログの右上方写真で、ジョンヒックスがトリビュートしてる、メアリー・ルー・ウィリアムズ姉御、女デュークエリントンというか、デュークが男メアリールーだったんだが、それが大西。しかし、大西順子は、彼女には、色艶は全くない。苦手だろうなあ。そういうのに興味ないんだろうと思う。それも個性だからしょうがないな。いや、おれの言う色艶って、日本人老若男女のジャズと称してるけどジャズかどうかわからない音楽家は誰も持っていないし持てるようなもんでもないので、悲観することなないよ。大西君。時々、メリケンの、あと北欧とかに、性質は違うが、微かに色艶におい立つようなものを持ってるピアノ弾きがいるのだ。ドルフィーと一瞬一緒にやった今では音楽家としてはもう死んでしまった20歳ごろのハンコック。バドパウエルの晩年のスウェーデン、ゴールデンサークルでのスターアイズも、マルウォルドロンが死ぬ前のも。まあ、色艶論はおれの変態高級趣味だからおいといて、大西順子のライブ、くわっこよかった。若いうまい兄ちゃんたちとすっごい超絶超速フォービートをガンガンやって、静かなお客さんの中で、おじさんじいさんおれひとり、行け!行けー!もっと行けー!と叫んでおりました。で、菊地成孔(なるよし)が語る大西順子。彼が今年6月の大西の久しぶりのアルバムをプロデュースした。アルバム買った。これはいい。今年の傑作快作だ。m-base変態変拍子ファンクかつ厳格なるフォービートにジョージラッセルしてオムスビラップ。ジュリ・アレンは今いずこ。Terreon Gully(ds)、Yunior Terry(bs)の二人リズム隊が秀逸。

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# by somuchfor | 2016-12-12 15:37 | jazzbluesrockreggae | Comments(0)
自慢話
ひとの自慢話がうぜー。でも世の中には他人の自慢話こってり聞かされるのが大好きな奇特な人たちがたくさんいるらしい。そういうNHK番組があって、めったに近寄らないようにしてたけど、ニュースつけっぱなしにしてたら、それが始まった。くらもとそうのファミリーヒストリーやるという。なんでお前らの父親とかの苦労話をおれが聞かされなくちゃならないのか全然わからん。まず腹立つのが、自分の才能で生きなくちゃならいタレントたちが、自分の能力ではまったくない、親とか祖先のお涙頂戴で仕事して金をもらっていること。スゲー不愉快な番組。おれの親の話を番組にしろよ。って番組にならないか。ちゃんちゃん。
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# by somuchfor | 2016-12-08 19:42 | Comments(0)
新聞寄稿
新聞への寄稿、第2回(12/2)。都市と自動運転。AI化された自動運転車と高精細3次元地図が都市サービスの基盤に。自動車産業は航空機産業のように移動サービス会社の下請けに、など。今週末12/9で終わり。奇行じゃないよ。それはクレージージャーニーに。しかし、クレイジーよりもクレージーの語感のほうが好きだな。
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# by somuchfor | 2016-12-05 12:38 | Comments(0)